リハビリテーション
手術が終わればすぐ日常生活ができる訳ではありません。
細い手指の骨は薄っぺらな腱で被覆されており、関節は周囲が靭帯でほぼ緩みなく可動できる状態になっています。
この解剖学的に良好な状態が外傷などで破綻すると、靭帯が硬くなって関節が動かなくなり、伸筋腱も屈筋腱も癒着して拘縮という状態になってしまいます。どんな手術でも術後は癒着がおきます。
手術侵襲を最小限にすることは術者として当然ですが、術後拘縮を最小限にすることがリハビリに求められます。
しかも手術部位には負荷をかけずに機能回復させるには細心の注意が必要です。
そのためには手外科専門のリハビリ治療が必要なのです。
当院ではその専門的知識を持ったOTが、術後早期から慎重にリハビリにあたります。
さらに患者さんの家庭環境や社会的状況に応じて手術・リハビリを行えるよう常に検討会を行いフィードバックしています。
手術をしてしまえば終わりではなく、手術後が機能回復のためのリハビリのスタート地点なのです。
また術後の患者さんばかりではなく、保存療法中のリハビリも行っておりますので、何か問題があるようでしたらお気兼ねなくご相談ください。
当院は『手外科』を専門としています。
肘から手、手指の外傷やスポーツ障害、変形性関節症、関節リウマチ、末梢神経障害などの
診療を行っています。
手外科の保存療法や術後のリハビリテーションによる機能回復を目指します。
住 所 | 仙台市青葉区本町2-4-8 510ビル 4階 (1階はセブンイレブンです) |
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診療科目 | 手外科、リハビリテーション科 |
電話番号 | 022-221-6903 |
診察受付時間 | 午前の部 8:50~10:15 午後の部 14:00~15:30 |
休 診 日 | ・水曜と土曜の午後 ・月末の水曜 ・日曜と祭日、学会日など ※木曜は、終日手術を行うため診察はお休みとなります。 |