アボガドでヒザ痛も改善(2010.5.20)
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アボガドの医学的に認められている効果として
などが挙げられています。
アボガドには全体の20%は脂肪分ですが、カロリー187kcal
不飽和脂肪酸のオレイン酸(10.8g)とリノール酸(1.58g)が8割を占めているので、血液中の悪玉コレステロールを減らしてくれます。豊富な食物繊維(5.3g)は腸の働きを整えて便秘を解消します。さらに、アボカドには抗酸化トリオと称されるビタミンA、C(15mg)、E(3.3mg)、βカロテン(75μg)が豊富に含まれてもいるのです。加えて、ミネラルも多分に含み、特にカリウム(720mg)は他の果物の中でも群を抜く含有率を誇ります。マグネシウム(33mg)、葉酸(84μg)とアボカドが女性にとって美容効果が期待できる食品として広く知られているのも、このような理由からなのです。
また、アボカドには「アボカド不けん化物」という成分が多く含まれています。この中にあるTGF-βが軟骨がすり減るのを防ぎ、さらに傷ついた軟骨の修復を助ける働きがあるという研究報告が発表されました。
2016年にポーランドで行われた研究では、膝の痛みを抱える患者4,822人に、アボカドの成分を毎日摂取してもらったところ、なんと86%もの人の膝の痛みが軽減され、日常生活での苦痛や不自由さがなくなったとの結果が報告されています。つまり、アボカドを日常的に食べることで関節の痛みを解消される可能性が示されたのです。
グルコサミンが膝痛に効果あると一般的には言われていますが、医学的エビデンスは得られていません。グルコサミンは分子量が大きいため胃や腸で消化されてしまうため、膝まで到達しないと考えられています。アボカド不けん化物は分子量が小さいため、そのままの形で膝軟骨まで達することが証明されています。この不けん化物は大豆にも豊富に含まれており、同様な働きをしてくれます。納豆にはビタミンK(240μg)が含まれており骨形成に優位に働きます。
アボカドを1日に半分、納豆1パックを毎日摂取されることをお勧めします。
記事の投稿日:2020年05月20日