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2012新年が始まった

column 2012新年が始まった

 新しい年が始まった。今年はどこに向かうのだろう。昨年は東京マラソンに向けて練習に励んでいた。新しいことの始まりに期待が高まっていた。しかし今年はテンションがなかなか上がってくれない。震災の傷跡は以外にも大きいのかもしれない。昨年6月から後藤家に加わった3女のヴァイスが一花咲かせてくれ、何よりの救いだ。毎朝の3kmのジョギングが日課だ。朝5時に起床するとベッドサイドにお座りして待っている。しかし最近では冬になって寒さのせいか、ソファーの上でくるまったままだ。着替えをはじめると朝のご挨拶が始まる。両耳を伏せてシッポを振りながら、何度も飛び上がって両手をかけてくるのだ。リードをつけ玄関のドアをあけると、まだ暗い外へうれしそうに出て行く。100m以内にオシッコとウンチをするのがお決まりだ。ウンチの始末をしている間はおすわりをさせている。北環状線沿いの歩道を西へ向かって走っていく。信号待ちでもおすわり。途中ほかの散歩している犬と出会うと吠えながら向かっていくが、一緒に遊びたい誘いなのだ。普通の室内犬はなかなか遊ばせてくれないので、ヴァイスにはかわいそうだが仕方がない。周回して仏舎利塔まであがってくると遠く牡鹿半島まで見渡せるが、今の時期ではまだ暗い。仙台の街灯りが眼下に開ける。震災直後からするとだいぶ夜景が明るくなったな。東の黒い水平線上空が少し赤みをおびてきた。もう少しで夜明けだ。ちょっと下ったところの広場でリードを外し、ボール投げ遊びをやる。部屋の中でのボール投げではすぐ戻って股くぐりもやるが、外となると2-3回は戻ってきても、ボールを渡そうとしない。しまいには他への場所に行ってにおいを嗅ぎ回っている。でも知らんふりして帰ろうとすると慌ててやってくる。まだ1歳にもなっていないのだから仕方ないかな。2月には1歳の誕生日だ。今は通所で犬の学校へ行ってはいるが、そろそろ本格的に入学させて鍛えてもらおうか悩んでいる。かわいいだけに手元におきたいけれど、かわいい子には旅を。

記事の投稿日:2012年01月25日


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