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京都マラソンsub 4達成(2013.3.10)

column 京都マラソンsub 4達成(2013.3.10)

 3.10大会当日朝4時半起床。昨夜は緊張で眠剤通常量内服しても眠れず、半錠追加したのだった。昨夜は大阪に転勤になっていた城整山の会Ts隊員が応援にきてくれ、京都駅近くの居酒屋でご馳走になった。不案内な土地での仲間の存在は心強い。大会前なので早々に切り上げたのだが、早い時間でもあったしなかなか寝付けなかったのだ。しかし目覚めは良かった。体調は悪くはない。おにぎり1個と納豆3パック( ? 当日朝は高タンパク食 ! )、ジュースを朝食にした。筋をほぐすオイルマッサージをしてから、トイレを済ませ(マラソン前に済ませておく事が非常に重要)、今回のために準備したウェアを着込んだ。

 8時30分西京極陸上競技場スタート。四条通から鴨川沿いを北上し嵐山へ。渡月橋を左手に観ながら右折し、大覚寺、広沢池を越え10km。26分代/5kmでなかなか調子がいい。スピードを上げるランナーもいるが、前半戦はオーバーペースにならないよう頑張らないで走る事を心がけた。これも東京マラソン4回連続出場しているS隊員のアドバイスだ。アップダウンが連続するが、京都の街並を楽しみながら走る事ができた。小雨が降り出すが、すぐにあがった。仁和寺では和尚さんが門の前で勢揃いして応援してくれている。これも京都ならではのパフォーマンスだ。龍安寺や金閣寺の脇を走り抜け鴨川に達すると20km。まだ調子はいい。ここから国際会館まで急な登り坂だ。ペースをかなり落として腕を振りテンポよく登って行く。歩いているランナーもいる。折り返して下りなると京都の街が一望できた。ペースを上げて登りで落ちた分を挽回する。30km地点を越えた所からやや苦しくなってきた。少し強く雨が降り出しサングラスが曇ってきた。ここで思いもかけず『ゴトー、ゴトー』のかけ声。Ts隊員が声援してくれている。雨の中ここまで足を運んでくれていたのだ。持つべきは仲間。体力は落ちてきているが気力が湧き出てきた。再び鴨川に戻り、河川敷を走る。雨は長くは続かなかったが、濡れたところへ強風が吹き出し、身体が冷えてきた。2月の練習不足もたたって両大腿四頭筋がつりそうになった。35kmを通過してタイムは落ちてきている。27〜28分/5kmにダウンしていた。ここから京都大学前の登り坂に入った。sub 4になるためには残り40分ほどあったので、ここからは完走のみ意識して無理にスピードは上げなかった。いや、上げようとしても脚がつりそうで上げられなかった。脚がつらないスピードに徹した。もう気力だけで走っていた。Ts隊員や他の仲間、家族の応援、これまで毎日まだ暗い早朝に頑張った練習、グルグルと頭の中でぐちゃぐちゃになって『頑張れ、頑張れ』と繰り返す声が聞こえてきた。もうゴールはすぐそこだった。3時間55分。sub 4達成の瞬間だった。もうフラフラだったが、2年前の東京マラソンとは違って充実感があった。ありがとうの感謝の気持ちで一杯だった。

記事の投稿日:2013年03月14日


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