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2016京都マラソン断念

column 2016京都マラソン断念

 またやってしまった。フルマラソンSub-4目指して5分/km走行練習していた時、右下腿に違和感が走ったのだ。少しテンポをゆっくり目にしたら落ち着いたので、そのまま走り続けたが、10km超えたところで激痛に変わって走れなくなってしまった。急に寒くなった1月のことだった。家までは5kmほどもあってとても自力では帰れず、車でお迎えお願いの電話をかけた。それから3週間安静を守り、恐る恐るトレッドミルで6分/kmペースで走ってみたが、7km付近でまた痛み出した。まだ治っていないのだった。Sub-4どころか完走すらも難しいと考え、きっぱり京都マラソは断念した。でも5月には仙台ハーフマラソン、自転車の蔵王ヒルクライムの参加が決まっている。気をとりなおして一から練習再開だ。
 さて、最近、毎日のようにメディアを騒がしている芸能界スキャンダル。ベッキー不倫だけではなく、国会議員不倫、さらには清原の覚醒剤まで世間を賑わしている。しかしこんなこと正直どうでもいいことだ。日本のマスコミは、国民に伝えるべき真実を隠し、現政権にとって都合の良いことしか報道していない。
 世界の報道自由度ランキングで日本は、民主党政権下の2010年には11位だったのが、自民党政権下の2015年に61位までに下がっているのです。アメリカ人ジャーナリスト・ジェイク・アデルステイン氏は、日本が直面する報道の自由、言論の自由の危機的状況について警笛を鳴らしています。本来、ジャーナリズムというのは、印刷してほしくないものを印刷することです。しかし、上記のように現在の日本の新聞、雑誌はゴシップや広報にまみれているのです。日本は昭和の時代、厳しい検閲の時代が続きました。現代でも311(東日本大震災)で起きた、福島第一原子力発電所事故の報道規制を見るとおり、政府やスポンサーにとって不都合な情報は遮断されました。そのためメルトダウンや放射線拡散の実態を知らないまま、多くの国民が被曝しました。さらにその後の福島県の子どもたちの甲状腺がんの発病率についてもメディアで大々的に扱われることはありません。さらに問題は特定秘密保護法のような法律ができてしまったことです。言論統制に拍車がかかり、機密事項を聞くだけで投獄をされてしまうことになってしまうのです。
 2014.7.3に放送されたNHKクローズアップ現代の『集団的自衛権 菅官房長官に問う』で、国谷裕子キャスターが菅官房長官を理詰めで追い詰めました。その後国谷キャスターの降板が決まったのです。今の政権は自分たちに不都合な人は排除してしまうのです。日本には言論の自由がないと言っても過言ではないでしょう。ジャーナリストの役割は、権力が暴走しないかチェックすることです。国谷キャスターは他に類を見ない素晴らしいジャーナリストです。是非クローズアップ現代を継続してほしいものです。

記事の投稿日:2016年02月19日


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