新型コロナと戦う、ワカメ味噌汁と玄米食 (2020.4.18)
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健康な身体作りに必要なことは、『免疫力』です。腸内環境と免疫力には密接な関係があると言われています。腸内には体内の免疫細胞の6割が集中しています。この腸内の免疫細胞を活性化させることが、様々な病原体と戦う免疫力の向上につながります。
これまでの研究により、味噌は熟成して発酵させレバさせるほど、大豆タンパクと味噌成分中にACE2阻害ペプチド(高血圧防止ペプチド)を産生することがわかっています。
今回の新型コロナウィルスは、ACE2受容体を発現している肺や腎、精巣に感染しやすいと言われています。ですから、味噌は新型コロナの予防には効果的と考えられます。
他にも、味噌にはガン発生を抑制する機能があるという研究もあります。また、
長崎の原爆投下直後から、献身的に被災者の救護・治療で活躍された聖フランシスコ病院の秋月辰一朗医師は
『爆心地より1.8kmの私の病院は、死の灰の中に廃墟として残った。私と私の病院の仲間は、焼け出された患者を治療しながら働き続けた。私たちの病院は、長崎市内の、味噌・醤油の倉庫にもなっていた。玄米と味噌は豊富であった。さらにワカメもたくさん保存していたのである。その時私と一緒に救護活動を行なった従業員には、いわゆる原爆症が出なかった原因の一つは、ワカメ味噌汁であったと確信している』
と著書『体質と食物』に書かれています。
『ワカメ味噌汁と玄米食』で自分の結核を克服したと信じていた秋月医師は、スタッフ全員に『ワカメ味噌汁と玄米食』を勧めていた。当院でもそれを職員に勧めています。
ワカメ味噌汁、玄米、緑茶のカテキンで、新型コロナウィルスに打ち勝ちましょう。
記事の投稿日:2020年04月18日