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今年もどんと祭9回連続だ(2011.1.14)

column 今年もどんと祭9回連続だ(2011.1.14)

成人式企画で、働く20代の若者の姿を取材した番組があった。職種は違っても今の仕事が好きで自分に合っているからこそその姿が輝き、困難にも立ち向かえるとの印象を受けた。陳腐な言葉だが、良い大学を出て大きな会社や役所に勤務することが幸せとはいえない。自分を知る事。何をやるか。どう生きていくか。いかに仕事を好きになれるか。それが大事だよという番組の趣旨のようであった。天命を越える年になっていながら、共感しながらテレビを観続けている自分に気づいてしまった。まだ自分の人生をやり直そうとでも思っているのか、はたまた子供の将来を案じているのか、職員の生き方はこうあるべきだと感じているのか。
 例年通り1月14日はどんと祭。自転車やマラソンを始めてから体脂肪が減り、最近ではめっきり寒さに弱くなってしまった。昨年からアンダーウェアを着用するようになってしまった。それとも年齢のせい?今年で9回目のはだか参り。突っ走ってきてあっという間の多忙な9年間だった。その方向性やその過程での姿勢に間違いは無かったか。医療従事者として、患者さんが満足できる結果を探求し結果を残していく事はもちろんのことだが、医師として人間としてどんな生き方ができたであろうか。はだか参りは自分を見つめ直すいい機会だ。毎年このはだか参りで気持ちが引き締まり、心新たに新年が始まる。今年は若い新入職員が増え勢いがあった。さらに裏方も含め参加者全員で打ち上げができ、(自分だけそう感じているのかもしれないが)一体感が得られた事が一番の収穫であった。このような仲間に囲まれ自分は恵まれていると感じた。仕事も安心して頑張れると思った。

記事の投稿日:2011年01月17日


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