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今、自分にできること(2011.3.20)

column 今、自分にできること(2011.3.20)

 例を見ない激甚災害だった東日本大震災。余りにもの被害に言葉も無い。自分にはいったい何ができるのか。被災地へ赴いて医療活動しようにも交通手段もない。東北大学病院からは整形外科医が気仙沼市立病院と石巻赤十字病院へ応援のため数人の医師が派遣されているが、ライフラインが復旧しないため十分な医療活動ができないようだ。その大学病院でさえ滅菌装置がガス使用なため小手術しかできないとのことだ。となれば自分のところに駆け込む急患に対応するしかない。当院では地震前同様に手術可能な状態が保たれている。しかし実際のところ、職員の通勤手段でさえままならならず、医薬品、手術機材でさえいつ補充されるか分からない状況だ。予定していた定期手術は延期していただき(実際には患者さんも被災されていたり、当院に来る交通手段がなかったりという状況であった)、手の外傷で他病院から紹介される患者さんの臨時手術に対応することにした。当院の医薬品や消毒薬の在庫状況からあと20件ほどの手術しかできないため、医薬品卸しのバイタルネットに掛け合い万全の体制を整えた。今自分にできること、それは今困っている患者さんのために自分が出来る事を最大限に行うだけだ。
 通勤も今まで通り自転車だ。自宅では地震3日後の夕方から電気が通ったが、家族全員で一つ部屋に寝泊まりして節電の毎日。トイレへ行くときも懐中電灯持参だ。IHも使用を控えストーブの上で料理を作っている。被災地で食べるものも無く暖をとることもできずに頑張っている人を思えばできない事は無い。水道はまだ復旧していないため職場でシャワーを浴びさせてもらったが、被災地の方々には本当に申し訳なく思う。だからひげ剃りはまだしていない。登山の海外遠征では、1ヶ月間風呂にも入らずもちろんパンツも変えず歯磨きもしない事など当たり前だし平気なことだったので、自分にとっては苦も無い事だが家族にとっては辛いだろう。しかしこのような非常事態なのだから、これを機にいままでの生活を見直すいいチャンスなのかもしれない。
 また、この辛い時期だからこそメディカルフィットネス煌煌も早期に再開し、運動によってお互いに勇気づけ合う事が必要なのではないかと考えている。それぞれが今自分に出来る事は何かを考え、再興にむけ昔の日本がそうであったように助け合いの精神で頑張って行こうではありませんか。

記事の投稿日:2011年03月20日


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