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我が家にホワイトシェパードがやって来た(2011.7.25)

column 我が家にホワイトシェパードがやって来た(2011.7.25)

 以前から犬を飼いたいと思っていた。子供の頃に流行った名犬ラッシーを見れば、誰でもコリーが欲しいと思ったに違いない。数年前NHKで放映された盲導犬クイールを見ればラブラドールレトリーバーが欲しくなった。何とも単純な発想で情けなくなる。利府ドッグクラブでゴールデンレトリーバーを見に行ったこともあったが、余りにも優しすぎる性格と表情にはピンと来なかった。ゴールデンの飼い主があまりにも多すぎるということも気の進まない理由だったのかもしれない。今回の震災の津波で海上に流された漂流物の上で生き延びていた犬が、自衛隊に救い出されたニュースを見た。飼い主と会う時の犬の喜びようをみて犬を飼いたい気持ちが高まった。早速ネットでブリーダーを探してみた。今巷で流行の小型犬という選択は全くなかった。最初シェパードという犬種は念頭にもなかったが、調べて行くうちにその性格が主人に忠実で服従心に富み利口な犬種で、警察犬の他様々な社会的使役犬として広く活用されている万能犬とわかった。更にホワイトシェパードの存在を知り、一目惚れしてしまった。
 早速ブリーダーを選び、福岡までお目当ての犬に会いに行った。そして1ヶ月後、空輸で福島空港へ引き取りに行った。仙台空港は津波の影響で、まだ動物の引き渡しが出来ない状況だったからだ。車に乗せて1時間半、家に着いたのは夜9時だった。生後5ヶ月ながら20kgもある。まだ子供で不安一杯な様子だった。部屋中の匂いを嗅ぎ回っていた。それから3週間。すっかりこの家の三女として慣れてしまっている。まだトイレしつけが出来ていないのが難点だが、同居者一人一人にしっぽを振って喜びを表しながら近づいてくる。それも一度その場を離れてしばらくしてからまた会いに行っても、同じようにしっぽを振って挨拶してくるのだ。何とも可愛いものだ。散歩も3~5kmを朝晩の2回が日課だ。大変だけどこれからどのように成長するのか楽しみだ。

記事の投稿日:2011年07月25日


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