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久しぶりの沢(2012.9.22)

column 久しぶりの沢(2012.9.22)

 山の仲間達も年とともに仕事上の責任も重くなり、家庭の状況も変わってなかなか集まれなくなってくる。子供の属する少年野球チームが勝ち続けて山には一度も参加できなくなった会員もいれば、小さい子供達の子育てが大変な会員もいる。それは当然のことで嬉しい事でもある。自分も仕事が忙しいばかりでなく、子供の部活の送迎もあったりもして、山に行ける日が少なくなった。彼らもさぞ山へ行きたいだろうが、焦る事は無い。山は動かない。焦っているのは自分のほうかもしれない。運動は継続しているものの、昨年とは違う自分を自覚するからだ。さらにいつでも山へ行ける遊び仲間がいないのは悲しいものだ。
 南沢は白河の甲子温泉から入渓する。前回来た時は白河に宿泊して宴会を楽しんだが、今回は早朝出発の日帰りとした。7時に東北自動車道の阿武隈サービスエリア待ち合わせだったが、ETCカードを忘れて戻ったりガソリン入れなどで30 分も遅れてしまった。早朝は小雨が降っていたが、入渓の準備をしている頃には上がった。昨年の集中豪雨の影響か太い倒木が沢を埋め尽くしている。隊員Sの情報で、上越米子沢の滝が崩れて消失してしまったとのこと。10月には行く予定にしていただけに、あの美しいナメ滝をもう観られないというのは残念きわまりない。南沢はそのほとんどの滝を直登でき初心者でも楽しめるきれいな沢だ。南沢では下流域の倒木が多かったが、幸い滝そのものはそのまま残されていた。総勢5名で久しぶりに沢の感触を味わった。やはり人気の高い沢のようで途中千葉から来たというグループに追いつき、先に行かせていただいた。30mの大滝もザイルを出して問題なく通過。気持ちのいい登攀ができた。最後の詰めはスラブだが、表面はカパカパ剥がれて非常に危なかった。落ちてしまったらかなりの怪我をしそうだ。ここもザイルを出した。もうその先の薮を10mくらい登れば山頂だ。また曇りだして視界は利かないが無事遡行できた。下山は小1時間。車に乗る頃雨が降り出した。甲子温泉で汗を流し、白河ラーメンとお決まりのカツを食べて仙台へ向かった。

記事の投稿日:2012年09月30日


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