COLUMN

コラム一覧に戻る ホームに戻る

八甲田スキーツアー (2013.4.29)

column 八甲田スキーツアー (2013.4.29)

 5月連休前半最後の4月29日、涌谷で開業しているO隊員と日帰り八甲田スキーを計画した。本来なら1〜2泊したい所だが、それぞれに予定があって結局日帰りにするしか無かった。しかしそれが結果的に吉とでた。というのもスキー下山後の情報では、ここ3日間悪天で山には入れなかったようで、29日になってやっと晴れて滑られるようになったとのことだった。全くラッキーとしか言いようが無い。

 朝6時40分仙台発の新幹線に乗り、9時には新青森駅に着いた。タクシーでゴンドラ駅に向かい、10時半には山頂駅に到着した。うっすらと雲がかかっているが、上々の天気だった。八甲田の山々が見渡せた。もう赤倉岳頂上付近を登っているグループもいた。既にかなり入山者が入っているようだった。スキーにシールを張りつけ、登高開始。以前来た時より雪が多く登りやすい。夏道に沿って赤倉岳へ調子良く稜線を登って行く。振り返るとゴンドラ駅が見え、前嶽と銅像ルート、八甲田温泉ルートも確認できた。数年前銅像ルートの前嶽で雪崩の遭難事故があった。確かに雪崩そうな斜面だ。今日は気温も上がっているようだし、雪崩には要注意だ。赤倉岳頂上から北東面は切れ落ちて高度感がある。細長い稜線上を進むと、小岳、高田大岳、雛岳が望めた。20人近く小岳の雪の斜面にかたまっている。インストラクターに率いられたツアーだろう。一人一人そこから滑っていき団体の形がだんだん小さくなった。気持ち良さそうに滑って行く。人が多すぎて少し興ざめだが、本当に穏やかな天気で皆楽しんでいるのだろう。斜面を少し降りて風を避けられるところで大休止。弁当を食べた。腹を満たしたらスキーのシールを外し、ビーコンのスイッチを入れて滑走開始。箒場岱ルートは八甲田山で最も長く気持ちのいいルートだ。視界もいいので地図を開く事も無く、目視で方向を確認できる。気分も高らかに斜面を滑るが、春山の雪は重く大腿四頭筋がきつい。時々休んで歓声を上げながら快調に滑った。いい天気が続けばいくらでも遊べるフィールドが八甲田にはある。もう少し遊んでいたいが15時の新幹線でとんぼ返りだ。温泉で汗を流しタクシーに乗り込んだ。

記事の投稿日:2013年05月02日


Past articles
Past articles

▼ PAGE NAVIGATION

診療案内 手の外科診療 医師の紹介 手術 リハビリテーション 診療時間・月間スケジュール 医院概要・地図 お知らせ コラム ホームに戻る