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裏磐梯ヒルクライム(2010.9.5)

column 裏磐梯ヒルクライム(2010.9.5)

 雲一つない快晴。磐梯山がくっきりと浮かび上がっている。9月だというのにエルニーニョと異常気象の影響で残暑が厳しい。朝8時から既に日差しが肌を刺す。矢島クラッシックでの経験をもとにスタート前に多めのアミノバリューを摂取した。蔵王ヒルクライム出場の際知り合った、城整山の会副隊長Sの大崎市での練習仲間であるグループ数名も参加している。割烹料理の店長から病院の院長、サッカーや野球もしているMRさんなどの混合チームだ。こういう大会で仲間が多いと心強く楽しいものだ。 
 今日は城整山の会自転車部のT隊員初参加だ(写真左上)。彼の自転車はブリジストンのアンカーだが日常使用なので(アンカーのように)重い。山の会の中では若い30歳で、ラグビーもやっているくらいだからガッツで頑張って完走してくれるだろう。檜原湖から西吾妻スカイバレーを通って白布峠までの全長16km標高差580mの大会で、922名の参加だ。スタート後檜原湖の脇のほぼ平坦な道路を数km進み、峠へ向かうつづら折りの急斜面へと続く。私はゴールするまで先にスタートしたTを見かけなかった(と思っていた)ので、さすが若さで登りきったなと感心した。しかし彼はスタート間もなく漕げどもスピードがのびず、さらに登り坂ではギアが入らないというトラブルにも見舞われたようだった。あとからゴールした彼は初めてのヒルクライムで戦いきった充実感に満ちた顔をしていた(写真左下、城整山の会自転車部3名と大崎の料理店店長さん)。 
 山の会の副隊長Sは、私の自転車の先輩で今回も参加している。前日またいつものように飲み過ぎたようで朝から体調が幾分優れないようだった。それでもそれを上回る体力があるSは、スタートダッシュで一気に前に出て行った。私は左足をペダルのビンディングにはめるのに手こずり出遅れてしまった。それでも焦らず心拍数を150台に保持しながら楽なペースで楽しく登る事に専念した。 49分13秒でゴール。40歳以上の部門で参加357人中129位。総合では826人中325位といくらか順位は上がったかな。でも大崎市の院長K先生には5分も水をあけられている。この差を縮めるには自転車通勤だけの運動では難しいだろうけど、目標になる人がいるというのは励みになりますね。感謝。ますますヒルクライムの世界にはまり込んでしまいそう。
 今日は暑い一日だったが道路は樹木の陰になって適度に日差しが緩和され、恐れていたほど厳しくはなかった。下りの途中で大崎市グループと磐梯山をバックに記念撮影(上段中央)。今年はこれで自転車大会も終わりなので来年もまた頑張ろう。自転車通勤も気合いを入れないとな。帰りはいつものように露天温泉で疲れを癒した。さて再来週の連休は槍ヶ岳。52歳おじさんパワー全開だ。

記事の投稿日:2010年09月05日


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