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北泉ヶ岳(2012.2.5)

column 北泉ヶ岳(2012.2.5)

 2月4日(土)夜7時のニュースでやっていた天気図をみると、明日2月5日(日)の日本列島は高気圧で覆われるようだ。この数日間続いた大雪も明日には快晴?こんなチャンスはあまりない。思わず山の会隊員に電話した。『明日どう?』一人は風邪でダウン中、一人は青森出張中、もう一人の若者は奥さんが出産で実家に帰っているのでalways welcomeだった。さっそく計画書を書いて山の準備をした。
 2月5日(日)は予想通り朝から快晴だった。泉ヶ岳スキー場駐車場を朝7時10分出発した。水神まで雪はパウダー状でラッセルも少なく約1時間で着いた。沢の窪みを徒渉して対岸の尾根にとりついた。積雪量も多くなり、時間が経つにつれて雪が次第に重くなってきた。谷間にさしかかるところで陽が差してきたので振り返ると、仙台平野の向こうの海がオレンジに輝いていた。傾斜が急になるところにさしかかると、胸までのラッセルとなって悪戦苦闘。最後の北泉までの斜面は体力勝負だった。結局山頂まで4時間もかかってしまった。誰もいない静かな山頂だった。うっすらと雲がさしかかり、小雪がちらついてきた。昼食を済ませ下山しようとすると、20人ほど山頂にやってきた。若者はほとんどみあたらず60歳以上が多い。残念ながら今はやりの山ガールもいなかった。そもそもファションの延長上にある山ガールは東北にはなじまないのかこの近辺では見た事はない。
 下山時にはふかふかの急な雪面を自由気ままに闊歩した。我々が最初につけたトレースは、その後登ってきた人達が踏み固めたので、すっかり道路のようになってしまっている。こうなると次に登ってくる人達はだいぶ楽だろう。途中、中高年の登山者を多く見受けた。山をやる若者はいなくなったのかな。駐車場まで結構長く、1時間半もかかってしまった。筋肉もパンパンになってつりそうだった。
 下山の連絡をメンバーに入れると、何と岩洞湖でワカサギ釣りを満喫していた。他にも山の会会員が3-4人いる。体を動かす事しか能のない僕にとって、長時間ジーと体を動かさずに釣りをするなんて、とても真似できないことだ。

記事の投稿日:2012年02月05日


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