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乗鞍ヒルクライム(2012.8.26)

column 乗鞍ヒルクライム(2012.8.26)

 8月25日土曜の診療が終わってから新幹線で長野へ。篠ノ井線に乗り換えて松本に着いた時は19時を過ぎていた。予約していたレンタカーで松本から乗鞍高原温泉へ向かった。ホテルで先に来ていた古川のSと最近自転車にハマっている若者Oと合流した。明日は乗鞍ヒルクライムだ。早速届いている愛車のリドレー・ダモクレスを組み立て明日の準備をした。 Oは昨年末から自転車を始めたらしく今年がヒルクライムデビューだ。なんと5月から毎月参戦し今回の乗鞍は4戦目だ。まだ重量オーバーのため毎回苦しい戦いとなっているようだ。根性はあるようなのでこれからが楽しみだ。Sは自転車転倒事故から2ヶ月間練習できず、前回の鳥海山が再開初戦だった。自分も鳥海山が今年の初戦だったので、お互いに苦しい戦いだった。 26日朝風呂を浴びて気合いをいれた。昨夜は左右のいびき地獄でなかなか寝付けなかったのだ。朝から天気がいい。ここ乗鞍高原1,400m地点から標高差1,260m、全長20.5kmで乗鞍岳山頂駐車場までのコースだ。ゴールからは雄大な景観が楽しめるだけあり、参加者も5,000人で国内最大規模だ。今回参加者の最高齢年齢は何と86歳らしい。自分は何歳まで続けられるだろうか。 前半は調子良く漕げた。急坂はギアを最大限軽くするが、少し坂が緩やかになったら休まずにギアを上げてスピードを上げる。次の急坂をその勢いのまま上がれれば楽になる。蔵王ヒルクライムと違って傾斜は割と緩く、この走法が可能だ。しかし後半になると緩やかな所でもスピードを徐々に上げられなくなってくる。体力がまだ十分ではない。 この1ヶ月の間に1回しか泉ヶ岳までの練習ができなかった。家から泉ヶ岳スキー場駐車場まで往復34km。泉ヶ岳の登りが始まる手前のミニストップから駐車場まで7km。練習では29分だった。乗鞍は距離、標高差ともに約3倍なので単純計算で1時間半になる。今日はとにかく頑張るだけだ。完走するぞ。我慢、我慢。自分との戦いだ。緩斜面でもスピードが上がらず、後半少しずつタイムが落ちてきた。山頂までの展望がひらけ、まだまだ遠いゴールが見えた。酸素も薄くなってきて頭がくらくらしてきたが、最後の力を振り絞った。タイムは昨年より9分遅く1時間38分だった。しかし自分なりに納得のいく戦いができ満足できた。あとは景色を楽しみながらSと一緒に自転車下山した。Oとは下のホテルで合流した。

記事の投稿日:2012年08月26日


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